「結婚するならお見合いじゃなくて、恋愛結婚がしたい。」そう思っている人たちは多いようです。
お見合いのイメージは、「好きでもない人と結婚しなくてはいけない。」とか「お見合いは妥協して結婚しなくてはいけない。」そんなイメージを持ってしまうのかもしれませんね。

でも、それは誤解です。お見合いで出会っても恋愛します。皆さん恋をして結婚しています。これまでにたくさんのお見合い恋愛の方々を見てきたカウンセラーの私が言うのですから確かです。
親が勧めるお見合いで、好きでもない人と半ば強制的に結婚させられるなんて一昔前の話です。現在のお見合いは違います。結婚相談所では、気に入ったお相手を自分で選べますし、気持ちが向かない場合はお断りすることも可能です。写真やプロフィールで、事前にお相手の職業や趣味、家族構成なども把握でき、その中から自分に合った条件のお相手を選べるため、実に効率良く婚活ができるのです。

お見合い結婚とは、結婚を望む男女が、第三者の仲介によって出会い結婚することです。
でも、時間を掛けて何度も会っていくうちに「好き」という気持ちが芽生えたなら、それは「恋愛結婚」と言えるでしょう。出会い方がどうだろうと、出会った場所が何処だったかなんて、そんなの関係ないのです。「好きになって結婚する」なら、同じことなのですから。

結婚相談所での婚活は、出会いから結婚を意識しているため、良いお相手と出会えた場合は結婚までの期間もグッと短くなります。だからこそ、早い段階で好きになって結婚を決めるためにも、何度も会うことは大切になります。一緒の時間を過ごすからこそ、今まで気付かなかった相手の弱気な姿や、真面目な姿、強さなどのいつもとは違う一面を見ることで、恋に落ちることがあります。

「時間と」「会う回数」そして「相手を知ろうとする努力」「相手の良いところ探し」をすることが重要です。初めの内は分からなくても、自然と恋愛感情は芽生えてくるものですよ。
そこで、お見合い結婚のカップルに「どのタイミングで恋愛に変わったの?」と質問してみました。

■35歳男性・32歳女性の場合

男性「自分が辛い時や落ち込んでいる時に、彼女の顔が浮かんできました。また、自分にとって嬉しいことがあった時も彼女に伝えたいと思いました。だんだん自分の中で彼女の存在が大きくなっていっていることに気付いた時だったと思います。」

確かに誰かを頼りたい時に浮かぶ相手は、心の支えになっている証拠です。嬉しいことを共有したい相手もまた特別な存在と言えるでしょう。その相手が自分にとって特別な存在だと気付いた時に、その人に恋をしているんだと気付くのでしょう。

■36歳男性・37歳女性の場合

女性「お見合いでは、特に悪い印象はなく、良い人だなぁ…くらいの印象でした。それで交際に進むことにしたのですが、仕事が忙しくてもマメにLINEをくれたり、仕事で落ち込んでいる時に励ましてくれたので、大切にしてくれているなぁ…と嬉しくなり、以前より彼のことが気になり始めたその頃だと思います。」

自分のことのように一緒になって一生懸命に考えてくれたりされると胸がキュンとしてしまい、恋に落ちるという話はよく聞きます。相手から好意を抱かれると、その人を好きになれる人って実はとても幸せな人です。

是非、参考になさってください。